ハルヒ、


静かな場所ってないのかな?





これよりホスト日和なり 第T話





ちょっと親友のハルヒとがんばって勉強して
一緒に合格できました。

憧れの桜蘭学院高校。

やっぱりお金持ちではないから
枠の少ない奨学生にきちっと二人、入り込んだ。



やっぱり勉強をするだけために
受かった高校。


勉強がしたい・・・



でも・・どこも、
数がある図書室でもがやがやの騒ぎに包まれている。


勉強できるはずが無かった。





「ハルヒ・・・見つからないね」


は最後の図書室の扉をこっそり開いて呟く。


「うん・・空いてる教室とか、さがそっか。


ハルヒはひとつため息をつくと
静かに と図書室の扉を閉めた。




ぼろぼろの服に身を包んだ奨学生二人組。





二人の足は図書館の奥へ進んでいった。




しんと静まっている廊下。




その二人の目に入ったのは

『第3音楽室』

という札だった。




静かな廊下に、音漏れなどしていない音楽室。

これは勉強するにうってつけだった。





「ハルヒっ、この音楽室!」


はパッと顔を明るくする。



「・・・いけるかも」



ハルヒもにっこりと微笑む。




二人は迷わず第3音楽室の扉を開いた。




そこはどんな音楽室なのだろう・・・



二人は期待に胸を躍らせた。






がちゃり



明るい光が二人を包み込んだ。












→Next





〜〜〜
第T話、完成ですね。
あんまり主人公、ハルヒは会話をしていませんが・・・
それは多めに見てください・・(涙

神風 霰 07/02/21 Wed.



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